今回のMuseStyleは車椅子のみうさん。歴代トップクラスのキュートさで掛け値なしの傑作が誕生しました。
冒頭から言います。自信作です！

みうさんは現在21歳の大学生。
脳性まひによる体幹機能障害とその他の下肢障害をお持ちです。
中学生くらいまでは杖を使って歩くこともできたそうですが、現在では車椅子の生活がメインのみうさん。
そんな彼女から今回の撮影を通して改めて学んだことは車椅子での生活の大変さです。
こういうサイトを運営しているのである程度理解をしているつもりではあったのですが、車椅子ユーザーのご当人から具体的なお話を聞くと我々には想像も付かない大変なことがあるのだなぁ、と痛感させられました。

「皆さん、初めまして。みうって言います。
就活中の21歳ですが私はまだ就職先が決まっていなくて最近焦っています(笑)。
お外にガンガン出るようなお仕事は難しいので座ってできるオフィスワークが希望なんですがもう何社もお断りされちゃってます…。

…私は今は車椅子と両下肢装具を使っていて、たまに胴をすっぽり覆うコルセットを付けています。
コルセットは付けると車椅子を漕ぐのも痛くて難しいし、すごく蒸れちゃうのでお洋服もしわしわになっちゃう…。
だから外出時は付けないことも多いですね。
車椅子で不便だな、って思うことの一番は電車で途中下車ができないこと、かなぁ。
降りる場所をあらかじめ駅員さんに伝えるので、電車の中で予定変更になっても下車駅までは行かないといけないんです。
だから自由に乗り降りできるのはすごく羨ましいって思っちゃう。
あ！でも居眠りしちゃっても絶対に下車駅で起こしてもらえる、っていうのはすごくありがたいです(笑)。

…私は身長が140cm代で車椅子も低めなのでコンビニの棚やATMのボタンが届きにくいのも大変かな。
美味しそうなアイスを見つけても取り出すのが難しかったり(笑)。
でも学校のお友達はみんなやさしいし、この身体じゃなければ気付けなかったことも多いと思うんです。
私も感謝を忘れないでみんなに恩返ししながら暮らしていきたいですね」

そう話すみうさん。
お休みの日はペットのワンちゃんと一緒にお家でゴロゴロしたり、ピアノを弾いていることが多いんだそうでそのお話のしかたや仕草からもご家族に大切に育てられたお嬢様な感じがひしひしと伝わりました。

「家族は私がしたいことを応援してくれていると思います。大好きです(笑)。
中学時代に夏休みを利用して両脚のアキレス腱を切って伸ばすっていう大掛かりな手術をしたんですが、その時は本当に辛かったんです。
全身麻酔で7時間の手術で起きたら両脚はギプス姿。ほとんど身動きもできないその姿のまま何か月か過ごさないといけなくて。
あの時も家族はすごく支えてくれたし、今もとっても仲良しです。
だから私もいい所に就職して少しづつ恩返ししたいな、って思います」

※本作は更新日の2024年9月15日から同年12月15日までの期間限定販売です。
（一度ご購入いただいたディスク版、ダウンロード版は販売終了後も視聴可能です）
できるだけ多くの方にご覧いただきたい作品ですが期間を過ぎるとご購入できませんのでご注意ください！

本編の収録時間は71分。
冒頭ではコンビニでのお買い物の様子など当サイトでは珍しい屋外の映像も少しだけ収録しました。
また、装具やコルセットなどを装着したお姿をメインに、全てを外した状態の脚も撮影しています。
もちろん車椅子からベッドへの移動、掴まっての歩行の場面なども安全に配慮したうえ、みうさんのご協力のもと撮影しました。
最高にキュートでかわいらしいみうさんの全てを存分にお楽しみください！

「今日の撮影、初めてでしたが楽しかったです。
私の身体のサイズに合わせて色まで指定して作ってもらった自慢の車椅子や装具、コルセットも観てもらえてよかったです。
脚の装具は2～3年で型をとって作り変えているんですが、コルセットはもうずいぶん前に作ったきりでサイズがあわなくなってるのにも気付けましたし、高校生のころ、制服の下にこの硬いコルセットを付けて登校していて大変だったことも思い出しました(笑)。

大学の友達に読者モデルをしている綺麗な子がいるんですが、その子の話を聞いて私は車椅子だしモデルは無理だろうな～、って思ってたんです。
でも実はこういうこと、ちょっとやってみたかったので満足です(笑)。
ちょっとでもいいな、って思ってもらえるようにこれからもみうはいろいろ頑張りたいです。
今日はありがとうございました。そしてご覧いただく方、ありがとうございます。楽しんでもらえたらうれしいです～！」